Q.ワイングラスには、きまりがあるの?

基本的にグラスは自由に楽しんで。

今、グラスはヨーロッパのブランドが人気です。少し前はリーデルがとても人気で、フランスのレストランでも使用頻度がとても高かったのですが、最近のブルゴーニュのレストランではザルトの大きなボールのものが一世風靡しています。


またシャンパーニュ地方に行くと、チューリップ型のグラスを泡立ちとは関係なく使用していますし、3ツ星のオーベルジュでは、ペアリングでリーデル、ロブマイヤ、バカラやアンティークのグラスなどをいろいろ取り混ぜてワインやカクテルに贅沢に使い分けていました。今後もワインを楽しむためのグラスは自由に無限のスタイルがあると思います。


日本のメーカーも頑張っていて、湯島で創業の木村硝子は、デザイナーや作家とコラボした日本の食卓に合わせた日本の飲食店を意識した物をすべてハンドメードにより製作しています。


確かに、高価なグラスを買うのは勇気がいりますが、家飲みを豊かにしてくれること間違いありません。買い足せる物をまずは1個からお勧めします。