ロワールの代表的な白ワイン用のブドウ品種の1つにシュナンブランがあります。
このブドウからは、発泡、辛口軽め、重口、やや甘口、甘口、貴腐といったさまざまなタイプのワインが造り出されます。まさにカメレオンのように産地によって七変化する品種ですね。
アンジュ&ソミュール地区のサヴニエールやクーレ・ド・セラン、トゥーレーヌ地区のヴーヴレーでは、辛口で切れのある酸味の味わい深いワインが。
また、コトー・デュ・レイヨン、カール・ド・ショーム、ボンヌゾー、ヴーヴレーでは甘口、貴腐ワインの素晴らしいものができ、熟成すると世界的に有名な貴腐ワインに引けを取らない味わいになります。
発泡性のものも使い勝手が良く、そのままでも、リキュールと割っても、おいしく飲むことができます。