Basa Loreのチャコリとタパスで自宅バル!

初めて訪れた時から、渡欧する時には必ず立ち寄る予定を立てずにはいられないほど、その魅力にハマってしまったサン・セバスチャン。スペイン北部、バスク地方のビスケー湾に面するその 小さなリゾートタウンにはいくつものバルが立ち並ぶ。地元の陽気なスペイン人たちはもちろん、世界中から集まってくる観光客も皆が笑顔で混じり合って肩を寄せ、朝から夜遅くまで美酒と美食に酔いしれる。微発泡のチャコリを片手にバルごとの名物タパスをつまんでは、次々とお目当てのバルをはしごする。何度訪れても楽しくて、美味しくて幸せな記憶しかないサン・セバスチャン。帰国しても、あの幸せな時間を友人たちと共有したくて美味しさの虜になってしまったチャコリ LAHUを取り寄せて、タパスパーティをすることに。それぞれが好きな具材を組み合わせてはバゲットの上にのせて楽しむスタイル。お腹がいっぱいになってきたら、バゲットには乗せずに串にさしてピンチョスにして。

チャコリは高いところから注いで泡を立てて。泡を注ぎやすくするために専用のポワラーがなくても大丈夫!コルクを写真のようにT字型にカッターで切り抜き、ボトルの口に差し込めばOKです。サン・セバスチャンのバルの店員を真似て高いところからチャコリを注ぐのは慣れないと至難の技。こぼしてしまっても、うまく泡立てながらグラスに注げても盛り上がること間違いなし!チャコリを注いで欲しい時にはバスク語の「Txotx!!!! (チョーチ)」の掛け声で!

タパスのつくりかた

主なタパスの材料と下ごしらえ

パプリカのマリネ

材料(つくりやすい分量)

  • パプリカ(赤・黄) :各1個
  • オリーブオイル:適量
  • 塩、胡椒:適量

つくりかた

  1. パプリカは表面に軽くオリーブオイルを塗り、網にのせて直火で焼く。表面が炭状に黒くなったら、ビニール袋に入れて蒸らす。(直火がない場合は、半分に切って、断面を下に向け、オーブントースターで同様に焼く。)
  2. 1、の表面の皮をむく。4〜5mm幅に切って、塩、胡椒、オリーブオイル適宜で調味する。

きびなごのマリネ

材料(作りやすい分量)

  • きびなごの刺身: 適量
  • 塩:適量
  • 白ワインビネガー:適量
  • オリーブオイル:適量
  • フライドガーリック:適量
  • パセリのみじん切り:適量

つくりかた

  1. きびなごの刺身はバットに並べ、塩をして10分おく。
  2. 水で洗い、水気をふいてバットに並べる
    白ワインビネガーに漬けて10分おき、軽く水気をきって保存容器に並べ、オリーブオイルでマリネする。フライドガーリック、パセリのみじん切りを散らす。

ツナ

軽く油をきったツナ缶をほぐし、マヨネーズと白胡椒適宜で和える。

小エビのマリネ

海水程度の塩水で茹でた小エビの水気をふき、オリーブオイル、塩少々でマリネする。

オリーブのマリネ

オリーブはお好みの大きさに切りわけ、オリーブオイル、お好みのハーブ(ローズマリーやイタリアンパセリなど)でマリネする。

コーンビーフ

コーンビーフは缶からだしてほぐす。お好みで粗挽き黒胡椒をふる。

アボカド

種子を除いてスライスし、変色予防にレモン汁をかけておく。

生ハム

お好みの厚さ、大きさにスライスしておく。

タパスのつくりかた

タパスに決まった形はありません。上記の具材を参考に、お好みの具材を組み合わせバゲットにのせて楽しみましょう。ちなみにタパスとはお皿に盛られたものをいい、よく聞くピンチョスは串に刺したもののことをいいます。具材によってはバゲットにのせずに、串に交互に刺して軽めのおつまみとしてもお楽しみいただけます。つくる時は、全て下ごしらえを済ませ小皿に持って、組み合わせていきましょう。ホームパーティーなどでは、完成させたものを並べるだけでなく、時には材料を小皿に持ってテーブルに並べ、それぞれが好きな組み合わせでタパスやピンチョスをつくりながら食べたり飲んだりすることも、お家バルならではの楽しみ方としておすすめです。