アルザス地方北部、ストラスブール近くのヴォルクスハイム村の生産者「ジョセフ・シャルシュ」のワインです。こちらのリースリングは、ヴォルクスハイム村の特級畑「アルテンベルク・ド・ヴォルクスハイム」の上下の２区画で収穫されたブドウを使用して造られます。土壌に広がる石灰質が影響して、こちらのリースリングは、素晴らしいミネラルとエレガンスも表現しています。心地よいスッキリとした果実味を持っており、夏に楽しんでいただきたいリースリングでもあります。

南仏産のシャルドネを使用したワイン。南仏のラングドック地方の中でも、粘土質石灰土壌を持った、北向きの比較的冷涼な畑で収穫されたブドウを使用しています。こちらの白ワインは、南仏の太陽を感じさせるような完熟した果実味を表現しながらも、土壌由来のエレガントな果実味やミネラルを持ち合わせます。樽熟成もしっかりと行っているため、ワインには、樽熟成由来のオイリーなニュアンスや、バター感、ボディを表現されています。プロ向けの試飲会では、南仏産ワインでありながらも「銘醸地ブルゴーニュのシャルドネのよう」と、そのコストパフォーマンスを絶賛していただいたワインです。

ボルドー地方、アントル・ドゥー・メールの地で７代続く由緒あるワイナリー。シャトー・オーギーボは、歴代の当主を女性が務める珍しいワイナリーでもあります。こちらのワインは熟成に樽を使用せず、ステンレスタンクのみを使用しているので、ワインは重たすぎず、ピュアな果実味を持ち合わせています。赤い果実の中に、カシスのヒント、微かなスパイシーさ、丸みがあり溶け込んだタンニンとバランスのいい味わいを表現するボルドーワインです。ワイナリーオーナーが女性だからか、柔らかみがあり女性的な魅力あるワインに仕上がっています。

フランス第2の街、美食の街ともいわれる「リヨン」の南部に広がるのが、こちらのワインが生産される「ローヌ地方」です。ローヌ地方の赤ワインは、一般的にグルナッシュとシラーという黒ブドウをブレンドして生産され、力強い果実味を持ち、フルボディ、スパイシーなニュアンスを表現する赤ワインとなります。こちらのワインもその力強さとスパイシーさを持ち合わせ、お肉料理、特にコショウやナツメグなど、スパイシーさを活かした料理や、血の要素を多く持つ、レバーやジビエなどを使用した料理と相性抜群です。